香港で不動産をお探しの方へ
香港の不動産をお探しの方に、知っておくべきポイントとサポートしてくれる専門家をご紹介する特集ページです。
▼香港で不動産を探すために知っておきたいポイント
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香港での不動産探しについて
香港法人設立に伴う移住・転勤や、既に香港滞在中における転居などに伴い、住まいとなる不動産を探すタイミングというのは、新しい住居への期待や不安などを楽しめる余裕があればよいですが、実際問題としてはあまり時間的余裕がない中での不動産探しになってしまう傾向が強く、時間的なプレッシャーと合わせて、多くの面倒な手続きや交渉が必要になるケースがほとんどです。個人で住居を探してオーナーと交渉もできるような香港滞在の長期経験者であれば問題ないかもしれませんが、実際にはあまり経験がない人も多いでしょう。
ここでは香港で賃貸不動産を探す場合に押さえておくべきポイントと共に香港現地不動産事情に詳しい専門家の紹介をさせていただきます。
香港の居住エリアについて
香港で住居を探す場合には概ね下記のエリアから選択をすることになります。賃料だけの問題ではなく治安や日々の生活への導線、子供がいる場合の学校への距離や空きの有無、職場や都心部へのアクセスなどがチェックするべき項目になるかと思います。
香港の居住エリアは九龍島、香港島、新界地域と大きく分けて3つあります。各エリアの主要な居住地を下記に列挙いたします。
【九龍島】
①紅磡/黄埔
1980年代から開発された住宅エリアで、尖沙咀までわずか10分程の距離、日本人が比較的集中しているエリアです。 香港内最大規模のAEONストアがあり、日本産の食材や日本製の生活用品も揃っており、スクールバスのアクセスや国際幼稚園も充実、また紅磡駅から中国行きの直通列車でシンセンや広州などへもアクセスが容易なため、中国への出張が多い方にお薦めです。
②油尖旺区
九龍エリアでは最も中心となる人気の買い物スポットです。尖沙咀ではPENINSULA HOTEL(半島酒店)という長い歴史を持つ著名なホテルがあり、アジアで最も高い評価を受けるショッピングモール、HARBOUR CITY(海港城)には日本食を取り揃えるスーパーマーケットCITYSUPER、その他香港では初出店のブランド等も集中しているため、地元住民、観光客の行き交う大変賑やかな地域となっています。
尖沙咀東では香港で長年支店を持つ日系企業が集まっており、中国シンセンや広州への直通車の発着がある紅磡駅(Hung Hom)とも近く、大陸へのアクセスが多い方々に大変便利です。
【香港島】
①太古
太古は商業施設で賑わうエリアです。東区で最大のショッピングモールや、太古城中心(CITYPLAZA)などがあり、ファッションショップやレストランが充実しているほか、映画を見たり、スケートができたりと、幅広い遊びができます。
さらには、日系のスーパーマーケットも入っており、日本人が良く利用する日用品や、日本産の食材などが置かれており、日本人家族にとっては、便利な地域です。チアックには、鰂魚涌公園(QUARRY BAY PARK)という公共施設もあり、ショッピングの合間に、緑豊かな海岸沿いを歩いたり、安全に子供を遊ばせたりすることが可能です。
②中西区
香港の金融商業地域で、世界中の大企業のオフィスが集まるエリアです。香港で最初に開発されたエリアでもあるため、街並みの雰囲気にイギリス植民地時代の名残があります。海側に九龍エリアへ渡るフェリー天星小輪 (Star Ferry)があり、新たな観光スポットとして観覧車も併設されました。世界各国の領事館・銀行も集中しており、最も多様な国と地域の人々が共存する地域です。
2015年から西区では地下鉄の西營盤駅 (Sai Ying Pun)、香港大學駅 (HKU)、堅尼地城駅 (Kennedy Town)が開通され、新しい高級住宅マンション、ザ・ベルチャーズ (The Belchers)、ザ・メルトン (The Melton)、ハイウェスト (High West)、が多く建設されており数年内に完成予定です。高級ホテルやレストランも立ち並び、特に蘭桂芳 (Lan Kwai Fong)やSohoエリアはお洒落なレストランやバー街が観光客の人気スポットのみならず、会社帰りの各国サラリーマンの憩いの場となっています。
【香港島】
①沙田区
新界エリアで最も人口量が多いエリア沙田駅では、大型のショッピングモール新城市廣場 (New Town Plaza)があるため、その周辺にたくさんの住宅マンションが開発されています。同モール真上の住宅マンションや、周辺駅の築浅住宅マンション、名城/大圍駅 (Festival City)、御龍山/火炭駅 (The Palazzo)、駿景園/火炭駅 (Royal Ascot)等は賃料がお手頃で日本人学校(大埔校)へもスクールバスですぐ、単独での学校アクセスも便利なため、特にここ数年は日本人テナント様に人気です。
②新界北区
一駅いけば中国への入り口、香港から中国までご通勤される方もしばしばおり、毎日の通勤を考えるとこの上なく便利な地域です。最近では駅前に大型のショッピングモールがあり、ブランド店やレストランなども進出しているのでお買い物や外食には困りません。
香港不動産の種類と家賃相場について
九龍島 紅磡/黄埔エリア |
2ベッドルーム:16,000~22,000HK$ |
香港島 太古エリア |
2ベッドルーム:19,000~30,000HK$ |
新界 沙田エリア |
2ベッドルーム:18,000HK$以下 |
まずは希望条件を整理して、不動産仲介サービスを利用するのが一番堅実で安全といえるかもしれません。
香港と日本の不動産仲介サービスとの違いについて
賃貸物件はほとんどが分譲住宅です。運営会社などを介さないので、直接オーナー(大家)と細やかな内容まで交渉して契約をします。 各住宅マンションやビルには管理事務所があり管理人がいますが、管理は主に共有部分のみ。郵便物を預かったり鍵の管理をしたりしません。
入居審査や保証人制度はありません。ただし香港に拠点があることが基本条件です。法人名義の場合は香港登記登録書(BR)、個人名義の場合は香港ID 、在職証明や収入証明などが必要です。
新築以外は同じマンションの同じ間取りでも内装やメンテナンスの具合が全く異なります。間取りまで改装しているお部屋もありますので、事前の比較検討が重要です。 香港は不動産会社の数が多い! ですが物件情報は共有していることが多く、香港中のほとんどのマンションやビルの情報を共通に扱っています。
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