2015年09月28日
自転車が静かなブーム 高級車指向が顕著
ここ数年、タイで自転車が静かなブームを迎えている。富裕層を中心に健康や環境によい点が受け入れられており、政府も国民の健康促進や渋滞解消の一助ともなるだけに推奨していく考えだ。
タイにおける自転車の普及率は一人あたり4~6台。欧州の8~10台には及ばないが、その分、成長の余地がある。なかでも価格が5万バーツ以上する高級車の人気は上々で、販売の伸びは前年比200%増。対前年比40~50%増の中級車(価格5千~3万バーツ)、同30%増の低価格車(数千バーツ以下)と比較しても雲泥の差。このため高級自転車メーカーなどへの投資も盛んに行われているという。