2015年05月17日
3日のタイ字紙「プラシャシャート」はタイのデパートやコミュニティ・モールに出資する日系企業に関する特集記事を掲載した。それによると、1992年にタイに進出した「伊勢丹」は「ジャパン・コミュニティ・モール」とした大規模な修復計画があるという。高架鉄道BTSサイアム駅を挟んで西側に位置するMBKセンターで「東急デパート」を展開する東急百貨店は、バンコク東部「パラダイス・パーク」で2号店を計画中。店舗面積は1万3千㎡で、MBKとの折半出資。
大手小売業のイオンはこれまで小型店舗の「マックスバリュ」を展開してきたが、今年9月末にチョンブリー県シラチャーで大規模なコミュニティ・モールをオープンさせる。売り場面積は1万㎡を予定。有名店舗を誘致する計画だ。
2017年に完成予定の大規模商業施設計画「アイコン・サイアム・プロジェクト」に参加するのは大手百貨店「高島屋」。予算総額30億バーツ、売り場面積3万6千㎡、世界各地の高級ブランド店や有名レストランが入居すると報じられている。