アメリカではクレジット(信用)が重視されます。レストランで食事をしてもお金を置いて帰るだけ、ということでも分かるように、“信用”というものに対する意識が高い国です。
個人に関しても「クレジットスコア」というものが付いています。このスコアによってお金を借りることができるか、あるいはどのくらいの金利で借りることができるかが決まります。
クレジットスコアは複数の Credit Bureau と言われる民間会社により管理されています。最も有名なのは FICO というスコアで、住宅を買う場合の銀行借り入れの場合などに使われます。
しかし、クレジットスコアをあげるためには、ある程度の借金(クレジットカード、ローンなど)をすることが必要です。日本から始めてこられた方に関しては何もクレジットスコアがありませんので、まずは早い時期に奨学のクレジットカード等で結構ですのでカードを持ち、それを使い、クレジットヒストリーを作っていくことが大切です。
また個人のクレジットヒストリーには、よく間違いが起こります。すでに返済したはずの債務が残っていてクレジットスコアが低くなっているなどのケースが頻繁に発生します。自分のクレジットヒストリーは自分でチェックができ、間違いがあった場合は訂正を要求することも可能です。
ただし、あまり頻繁にチェックをすること自体がクレジットスコアを低くする要因となることもあるようですので注意してください。
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