2014年07月07日
国立マヒドン大学人口・社会研究センターは1日、人口と出生率についてのセミナーを開いた。そのなかで、人口統計学者のプラモート・プラサートクン氏は、現在のタイの総人口は6487万人で、外国人労働者約200万人を加えると約6700万人だとする推計を発表した。
また、15歳未満の割合は20%、60歳以上の高齢者は16%で、女性の合計特殊出生率(女性一人が一生に産む子どもの数)は、1・6だった。さらに平均初婚年齢は男性29歳、女性25歳。教育水準については25歳~29歳の大卒者が男性34%、女性53%となった。
一方、タイでは未成年者の出産率が増加しており、1958年の6%から2012年には17%まで上がった。世界保健機関(WHO)では全体の10%を超えないよう定めており、タイの出産問題が指摘されている。
(2日=デイリーニュース)