BVI(British Virgin Island)は世界的にも有名なタックスヘイブン国の一つです。
BVIに法人を設立する最も大きな理由でありメリットというのは、当然のことですがBVI以外の国からの収益に対しては全て非課税になるという点でしょう。また、BVI法人は決算を行なう必要がないため、決算費用などもかからず維持費が安いというのも特徴に一つです。
一方で、タックスヘイブン国を活用した脱税なども盛んに行なわれた結果、多くの先進国は連携して税金を徴収するための施策を講じてきている面もあり、今後もその傾向はますます強まって行くものと考えられます。そのためBVIを始めとしたタックスヘイブン国へ法人を設立する場合には、その国の制度のみではなく、ご自身のお住まいになられている国の制度についてもしっかりと確認をする必要があり、自分勝手な解釈で進めることの無いように専門家のアドバイスを必ずもらう様にしましょう。
一般的な使用方法は、個人の資産管理や投資のホールディングカンパニーにする事により、Family Trust 等としての使用方法があります。
BVIに設立をした法人はIBC(International Business Company)と呼ばれ、特殊な法律によって保護されているオフショア法人になります。公正証書やアポスティーユと共に銀行に提出することにより、オフショア銀行口座を開設することも可能になりますので、法人としての機能は全てかね揃えている法人格となります。
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