2014年05月05日
渋滞対策と健康志向の流行で、多くのタイ人は自転車に興味を持っているようだ。LA Bicycle社のチャンタナー・ティヤワッシャラポン・マーケティング部長はバンコクビズ紙に、「ここ2〜3年で自転車マーケットは拡大している」と話す。販売店も増えており、1000〜3万バーツの価格帯の自転車がもっとも人気で全体の6〜7割を占めているという。また、60万バーツの高級自転車に興味を持っている人もいるとチャンタナー氏は説明した。
自転車フェア「バンコク・バイク2014」の主催者サックシャイ・パッタラプリーシャークン氏は「昨年のイベントの売り上げは1億2000万バーツ。今年は中国や日本、台湾などをはじめとする海外企業も含め200ブースが出店し、来場者は12万人、売り上げは1億4000万バーツを見込んでいる」という。
関税局ユッタナー副局長は「海外からの輸入自転車が急増し、13年の関税収入は43億バーツ、今年最初の3ヵ月は13億バーツだった。ただし、関税を安くしようと、競技用として輸入する悪徳業者もいる」と話した。
タイ国政府観光庁ヴィライワン・タヴィッシー氏によると、13年に自転車で国内旅行をした人は26万人で観光収入は9億バーツ、今年は32万人まで増え、15〜20%の収入増が期待できるという。
(5日=バンコクビズ)
ニュース提供元:週刊WISE