2014年04月22日
22日、ウォール・ストリート・ジャーナルのウェブサイトに「デモにも負けず4万バーツを稼ぐモーター・サイ運転手」と題したニュースが掲載された。それによると、BTSプラカノン駅にほど近いスクンビット・ソイ71で営業するデートシャート・プアンケート氏(42)が、デモの最中、ユニークな商売で本業の運転手以上の収入を得ているという。
今年1月からはじまった反政府デモにより、デモ隊がチェーンワッタナ合同庁舎を占拠したことで、行政手続きが停止。政府は、バンナーとピンクラオに仮庁舎を移し、業務を続けているが慣れない場所での手続きで大混雑していた。そこで、デートシャート氏は並び代行を思いつき、一人あたり1200バーツで代わりに並び、整理券を受け取り相手へ手渡すという商売を開始した。瞬く間に人気を呼び、1月の収入が4万バーツに及ぶ収入を得ていたという。
実は、このデートシャート氏、以前には天気や交通情報のほか、事故に出くわせば現場の写真を携帯カメラで撮影して随時ツイッターにアップ。その速さと精度はすさまじく、まさに「走るジャーナリスト」として海外メディアから注目を浴びていた。
(22日=プラシャシャート)
ニュース提供元:週刊WISE