香港法人の最低資本金は、1香港ドルです。2014年2月現在では約13円前後になります。
日本に以前にあったような有限会社や株式会社の線引きは元から存在しておらず、現在の日本と同様に資本金額によって法人形態が変わることはありません。つまり会社を設立する際に事業主は営業資金や設備投資資金、人件費などのさまざまなコストを考慮しながら、1香港ドル以上であれば自由に資本金を決定することができるということになります。
ただし、法人設立をするために必要な資金は資本金だけではありません。香港で事業を開始するのであれば、必ず商業登記をする必要があります。仮に全て自分で登記を行なったとしても商業登記を済ませるためには2,000香港ドルが必要になりますし、さらに商業登記証を受け取るための400香港ドルも必要になりますので注意が必要です。
あくまでも貴社の状況や今後の事業展開に左右される面も大きいので、どれくらいの資本金に設定した方が良いか、という問題に唯一解は存在しないと思われますが、仮に設立した法人から就労ビザを発行しようとお考えのようでしたら、一定水準以上の資本金を設定した方が良いケースもあります。
香港の会社設立に関して、具体的なご質問などございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→香港で会社設立 (法人設立) する手順まとめ
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