2014年01月29日
日本人投資家が、5千6百万ドルを地元企業のSanco Investment Group (SIG)へ投資し、バンテアイミンチェイ州のポイペトに、新たな経済特別区を建設する計画がある。
SIG代表のChhour Vichet氏の話では、タイの労働力不足、カンボジアの政治不安や最低賃金の引き上げなどが、投資の理由に挙げられた。
また、タイ国内の幹線道の閉鎖が原因となり、観光客が激減。6億ドル以上の損失が出ている、との報告もあり、労働力のあるカンボジアが注目を集めている。
SIGは、昨年10月に250ヘクタールの経済特別区の建設許可を取得。電気工事は既に始まっており、6ヶ月後には工場建設の基盤が完成する予定である。
国境付近における産業の活性化により、より多くの貿易黒字と投資を呼び込む狙いがある。
ニュース提供元:クロマーマガジン