2013年12月18日
イタリア料理のファミリーレストランを展開するサイゼリヤが、中国で出店を加速する。
同社は中国に03年に進出しており、13年8月期末の店舗数は約150店で、中国でも日本同様に現地法人が直営で出店している。2014年8月期は上海市や北京市などに前期比8割増の約80店を出店し、3年後にも現在の3倍弱の400店体制を目指す。
出店拡大に備え、広州市に中国で初めて自社の食材工場を設置し、ピザやホワイトソースなど主要な食材の生産を始めた。これまで中国の現地企業から食材を仕入れてきたが、日本同様に自社工場で集中的に加工し、原材料費を抑える。
中国に進出した当時は知名度も低く販売が苦戦を強いられたがその後、大半のメニューを半額程度に値下げし、若者を中心とした幅広い客層を獲得、店舗によって若干異なるがパスタは10元(1元=約16.9円)、ピザは18元前後から提供する。
ニュース提供元:海外進出ニュース