2014年02月07日
即席麺大手のエースコックが、ミャンマーに進出する。
丸紅や現地企業と組み、2017年にも日本の生産量の75%にあたる年3億食の生産能力を持つ工場を建設し、10年後に2割のシェアを目指す。新工場は十数億円を投じヤンゴン周辺に建設、3月にまずヤンゴンに支店を開設しエースコックが過半、残りを丸紅と現地企業が出資し設ける現地法人が運営する。
エースコックは12年からミャンマーにベトナムから即席麺を輸出しテスト販売してきたが、開放政策のもとで生活水準が向上、現在6500万人とみられる人口も大きく伸びる可能性が高く、簡単に食事をとるニーズが伸びると判断。生産するのは袋入り麺で、都市部に住む一般的な世帯の所得水準に合わせ、小売価格は250~300チャット(25~30円)に抑える。
ニュース提供元:海外進出ニュース