1980年代の中頃まではシンガポールの失業率は6%を超えており、失業率が低いとは言えませんでした。しかしそこからシンガポールが経済的に急成長しており、1990年から1998年にかけては2%を切るほど低い失業率となりました。
その後2004年前後は世界的な不況の影響を受けてしまったため失業率は4%近くまで上昇してしまいましたが、その後は再び2%付近まで失業率を抑えることに成功しています。2012年には約1.95%という低い失業率を実現しており、翌年の2013年も2.10%という予測がされています。都市国家として成長したこともあり、2000年以降は失業率が比較的安定している国であると言えます。
労働法による雇用側の保護が強く進んでいるシンガポールですが、失業率は低く抑えられている点などからも国としての政策のバランスの良さというものが垣間見える点でもあります。
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